日本航空(JAL)とジャルパック、東京交響楽団(東京都新宿区)は10月23日、「JAL音楽チャーターフライト~音の翼がつなぐ世界~」と題し、機内でのクラシック音楽の生演奏をメインコンテンツとした成田発着周遊チャーター企画を実施する。
企画は、JALの社内ベンチャーチーム「W―PIT」に所属し、音楽から新たな事業創造を目指す社員が、不屈の精神で音楽の火を灯し続ける東京交響楽団の取り組みに感銘を受けて共創を打診。飛行機と音楽を愛する気持ちを発端に「旅と音楽を絶やしたくない」「旅と音楽が融合することで、新しい感動を生み出すのでは」と考え、共創の実現に至った。
チャーターフライトでは機内や空港でさまざまな形で音楽が楽しめる機会を用意。出発前の空港内ではバイオリンによるプレコンサート、機内ではバイオリニストによるクラシック楽曲解説やQ&Aコーナー、上空1万メートルでの生演奏の披露を行う。また、客室乗務員による機内でのバイオリンの演奏や、国際線JALファーストクラスで人気のオリジナルショコラの提供、同企画限定のグッズのプレゼントなども予定している。
旅行代金は、ビジネスクラスが1人5万6千円(通路側)から、エコノミークラスが1人2万5千円(中央席)から。東京・成田空港発着。機材はボーイング767―300ER型機を使用する予定。